転校生 [青春映画DVD]

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転校生 転校生 [青春ファンタジー映画DVD]
小林聡美 (2001/04/21)
バップ
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『時をかける少女』の大林宣彦監督による、尾道を舞台にした青春映画の第1作。身体が入れ替わってしまった幼なじみの男女が、周囲を巻き込み大騒動を繰り広げる。

尾道の中学校に転校してきた一美(小林聡美)は、幼なじみの一夫(尾美としのり)と再会。しかしその直後、ふたりは神社の階段から転げ落ち、そのはずみで心と身体が入れ替わってしまう…。

山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』を原作に「映像の魔術師」大林宣彦監督が故郷・尾道でオールロケを敢行して完成させたジュヴナイル・ファンタジー。ふたりが入れ替わるまでをモノクロで、入れ替わってからはカラーで描き分け、また8ミリ映像も効果的に挿入しながら、古き良き町・尾道を魅力的に活写。主演ふたりの初々しく弾けた好演も忘れられない、日本映画史上に残る大傑作であると断言したい。以後も大林監督は、尾道を舞台に数多くの話題作を撮り続け、それらは「尾道シリーズ」と称され今なお映画ファンに親しまれ続けている。

カスタマーレビュー

口コミ評価・感想尾道三部作
多くの人が知る尾道三部作の第一弾ですね。
大林監督はこの映画を撮るときは三部作ということは全く意識しないで個人的に自分の映画を撮るという感じで作ったと語っていました。この映画からは大林監督の作風は違ってきます。
1977年公開の「HOUSE」から1981年公開の「ねらわれた学園」は商業用に客を集めるために作った映画、そして1982年の「転校生」から続く尾道三部作は自分の故郷でささやかに自分らしい映画を撮ったということでしょう。しかし「HOUSE」を除いて客を集めるために作った映画はあまり私の好みではありませんしそうヒットはしなかったようです。
 
この「転校生」は入れ替わった尾美としのりが困って悲しくなればなるほどおかしくなり、小林聡美の活発ぶりにも大爆笑でした。そんな笑いの中で相手のことはその人の立場に立ってはじめてわかるということで思いやりの大切さを教えてくれたり、最後はちょっと寂しかったりと、思春期の子供たちにちょうどいい青春映画の傑作です。

口コミ評価・感想さよならオレ!
「さよならオレ!」「さよならワタシ!」
この映画の本当の良さがわかったのは20代も後半になってからでした。
誰もがそれとは気づかずに少年や少女の自分に別れを告げて来た、それをものの見事に表現した映画です。ラストの8mmフィルムの映像は今思い出しても眼に涙が滲んできます。

口コミ評価・感想小林聡美の出世作
男の心が乗り移った女子高生の役という極めて難しい設定であるが もう開き直って 嵌まりきった演技は見ていて 爽快の一言に尽きる。この役を引き受けることは 女優として極めてリスキーであったろう。どういう事情やいかなる気合でそれを受けたのか。小林聡美に一度聞いてみたいが そのきっぷの良さたるやいかに。この役をやったことが 彼女の一生のキャリアの礎石になったと言っても過言ではないと思う。大林は 小林にこの役を済まないと思って 「廃市」でしっとりとした役を用意したと言っているが どうしてやはりこれが彼女の なんと言っても「出世作」である。

今は三谷幸喜の奥様にもなってしまい エッセイストとしても異能を見せる小林聡美という女優は これからが楽しみな 恐るべきお方である。小生は 言うまでもないのだが 大ファンです。

口コミ評価・感想 「さよなら、オレ!」、「さよなら、ワタシ!」の名セリフが忘れられない
今更コメントするまでもなく、日本青春映画史上屈指の名作。今年の夏ももう終わりだが、私にとっては、夏が来る毎に、何度も観直したくなる生涯忘れえぬ傑作だ。瓦葺の日本家屋、石畳に狭い古道と坂道が印象的な、古き良き原日本的な風景を持つ尾道を舞台に繰り広げられる少年と少女の「異性」、「勇気」、「性」、「憧憬」といった思春期特有の感情の動きが、ユーモアたっぷりに、時に切なく、時に生真面目に、優しくたおやかに描かれる。最初は、各々の肉体が入れ変わってしまうことにおおいに混乱するものの、次第に自分の中の他者を受け入れ、相手を理解しようと試みることで、他者の痛みが共有でき、思いやりが生まれ、かけがえのない存在になっていく。何と素晴らしいテーマだろう!そして、ラストの8mmフィルムの中での、「さよなら、オレ!」、「さよなら、ワタシ!」の連呼と共にフェード・アウトしていく彼女の姿に、観る者の目頭が熱くなってしまうのは、自らの思春期を映画の中で追体験し、それぞれがすっかり忘れ去っていたかけがえのない“何か”を思い出しつつも、決して取り戻すことが出来ない“それ”への別れがオーバー・ラップされるからに他ならないと思う。

口コミ評価・感想忘れ得ぬ作品
私にとって忘れることの出来ない作品です。
大学生の時に見て惚れ込み、各地の劇場を2番館、3番館まで追いかけて十数回見まくりました。その上、尾道まで旅行をしてしまったことは言うまでもありません(ありがちなパターンですが、笑)。
この映画をリアルタイムに見た者として豆知識を一つ。

一美(中身は一夫)が母親と水着を買いに行った帰りに喫茶店に寄りますが、
その場面のBGM、私が知っているだけで3バージョンあります。
1. 劇場公開時:ユーミンの「守ってあげたい」
2. LD収録版:チェロか何かの弦楽曲
3. DVD収録版:良く聞こえないけれど、男性?の歌

自分としては「守ってあげたい」が一番しっくりとするのだけれど、版権の問題でもあったのか、それともこの歌はあくまでも『ねらわれた学園』の主題歌ということか、理由はわかりませんが残念です。監督の意向なのかな?


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タグ : ファンタジー 青春映画 大林宣彦 小林聡美 邦画

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